Claude Codeで動画をつくる本当の費用

実際に動画をレンダリングし、かかった費用をすべて記録しました。ほとんどのスタイルは数円程度、なかには0円のものも。

「AI動画」と聞くと、クリップごとの請求書を思い浮かべる人が多いでしょう。多くの動画ツールはそういう仕組みです。クレジットを買い、動画ごとに消費する。Claude Codeで自分のジェネレーターをつくると計算が変わります。いちばん高くつく部分(全フレームを描くこと)を、自分のパソコンで動くコードが担えるからです。

テストレンダーで各パーツに実際いくらかかったかを紹介します。

コードで描くスタイル:ほぼ無料の層

画像モデルも動画モデルも一切使わないスタイルがあります。黒板、フィルム・ノワール、ホワイトボード風の解説動画は、すべてコードで描かれます。チョークの一筆、回転して現れる新聞、黒板消しのひと拭きまで。Claude Codeがアニメーションを書き、あなたのパソコンがMP4にレンダリングします。

あるテストでは、新しいClaude Codeセッションが、ひとつのスタイルプロンプトと台本から27.6秒の黒板ショートをつくり、ごく普通のPCで1,656フレームを60fpsで5分以内にレンダリングしました。画像費用なし、動画費用なし、レンダリングサービスなし。

いちばんコストのかかる「全フレームを描く」工程は、あなた自身のパソコンが担当します。

画像を使うスタイル:ショート1本あたり数セント

イラストのキャラクターが必要なスタイル(コミック、水彩、コラージュ)は、絵に画像モデルを使い、動きはすべてコードで付けます。同じ4シーンのコミックストーリーで5つの画像モデルを比較しました。

画像モデル1枚あたり45秒ショート10分動画
Flux 2 Dev$0.013$0.23$1.27
GPT Image 1 Mini$0.013$0.23$1.29
GPT Image 2$0.042$0.75$4.16
Flux 2 Pro$0.045$0.81$4.50
Nano Banana 2.1$0.08$1.44$8.00

価格は2026年10月、fal.aiとOpenAIの公開料金をもとに計測。ショートは約18枚、10分動画は約100枚として計算しています。

多くのスタイルでのおすすめは、大半のフレームに安いモデル、冒頭のフックだけにプレミアムモデルを使う組み合わせ。これで10分動画の画像代は約2ドルです。

ナレーションと音楽:望めば無料

私たちのスタイルの音楽と効果音はコードで合成しています。チョークの擦れる音、スタンプ、学校のチャイム、環境音、やわらかなBGM。ライセンスの必要なものはありません。ナレーションは自分のパソコンで無料の音声モデルを動かすか、ショート1本数セントのプレミアム音声サービスを接続できます。

実際に払うもの:Claudeのプラン

Claude CodeはあなたのClaudeプランで動きます。Claudeがアニメーションを書くあいだ、動画ごとにプランの利用枠の一部を使うので、たくさんつくる日はプランの利用上限に達することもあります。それがこの仕組みの本当のコストで、何本つくっても定額です。

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まとめ

動画ツールを借りるとは、動画ごとに払うこと。自分のジェネレーターを持つとは、Claudeのプラン代に、画像が必要なスタイルでは数セントの画像代を足すだけ。コードで描くスタイルなら追加費用はゼロです。

よくある質問

高性能なパソコンは必要ですか?

いいえ。テストレンダーはごく普通のWindows PCで行いました。長い動画はレンダリングに時間がかかるだけです。

追加費用ゼロのスタイルは?

黒板のように完全にコードで描くスタイルは、画像モデルも動画モデルも不要なので、Claudeのプラン以外に動画ごとのコストはかかりません。

自分の声を使えますか?

はい。ナレーションを録音すれば、ジェネレーターがすべての映像をあなたの言葉に合わせます。